ChatGPT4リリース: ChatGPT-3.5turboとの違いは?【有料と無料】

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ChatGPTー4がリリースされましたね。
(Generative Pre-trained Transformerの略です。文章生成の訓練がなされた機械学習モデルといった感じの意味)


今月頭にGPT-3.5が出て凄い反響だったのですが、あれから1ヶ経たないうちうちにもうChatGPT-4がリリースとなりました。

ネットでも大きく話題となっており、質の高さが伺えます。

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ChatGPT-4のWait Listに登録することで使えるようになります。

さらに有料会員となれば、すぐに利用可能となりました。

GPT-4 APIは一部のユーザー以外は、waitlistに申し込むことで招待が届き次第、利用可能となります。

APIが届くまでChatGPTー3.5とGPT-4の違いを簡単に記事にしておきます。

もくじ

はじめに

近年、人工知能(AI)による自然言語処理(NLP)技術の発展により、より人間らしい会話が可能なAIが開発されています。

本記事では、その中でも特に注目されるChatGPT3.5turboとChatGPT4という二つのモデルに焦点を当て、それぞれの特徴と性能について比較します。

両モデルの性能の違いの一覧

まずは主な違いを一覧にしてみました。

ChatGPTー3.5ChatGPTー4
文字数約3,000字約25,000字
正確性1倍(とすると)1.4倍
パラメータ1,750億数千億〜1兆(予想)
米国司法試験下位10%上位10%
料金
(API)
$0.002/ 1K tokens$0.03~0.06/ 1K tokens
$0.06~0.12 / 1K tokens
論理的思考★★★☆☆★★★★★
スピード★★★★★★★☆☆☆
簡潔さ★★☆☆☆★★★★☆
3.5turboと4では性能も上がっているが、料金も上がっている

ChatGPT3.5turboの概要

ChatGPT3.5turboは、OpenAIが開発したAI言語モデルで、自然言語処理タスクに高い性能を発揮します。GPT-3の進化版として、一般的な会話から専門的な知識まで幅広く対応しており、コンテンツ生成や質問応答システムなど、様々な用途に活用されています。

ChatGPT4の概要

ChatGPT4は、OpenAIの最新世代の言語モデルで、前世代に比べさらに精度の高い自然言語理解と生成能力を持っています。また、より繊細で複雑な会話を扱うことができ、多様なニーズに対応します。その一方で、計算コストが高く、レスポンス速度が若干低下することが課題となっています。

両モデルの性能の違い

言語理解能力

ChatGPT4は、より広範な知識と高度な推論スキルを持っており、GPT3.5turboよりも優れた言語理解能力を発揮します。

生成能力

両モデルとも高い生成能力を持ちますが、ChatGPT4はより精度の高い文章生成が可能であり、多様な表現や文脈への適応力が向上しています。

レスポンス速度

ChatGPT3.5turboは、ChatGPT4に比べて高速なレスポンスを提供し、
リアルタイムでの会話やインタラクションに適しています。

一方、ChatGPT4は計算コストが高いため、レスポンス速度が若干遅くなることがあります。

用途別の最適なモデル選択が必要

用用途やニーズに応じて、最適なモデルを選択することが重要です。
リアルタイム性やエネルギー効率が求められる場合は、ChatGPT3.5turboが適しています。

一方、より高度な言語理解や生成能力が必要な場合や、繊細で複雑な会話を扱う必要がある場合は、ChatGPT4が適切です。

OpenAIのChatGPT-4の料金

料金体系として、ChatGPT-4には、無料版、有料版(サブスク)があります。

無料版

  • OpenAIのサイトから無料利用可能
  • ChatGPTという名前となる
  • ChatGPT3.5が利用可能
  • ChatGPTからの出力が遅い
  • 混雑時は利用不能
  • サポートは一部

有料版

  • 毎月$20支払う
  • ChatGPT Plusという名前となる
  • ChatGPT4と3.5turboが利用可能
  • ChatGPTからの出力が早い
  • 優先的なアクセスを提供
  • サポートが充実

次はAPIの利用料金となります。

LINEでの連携など外部接続には従量課金制となっています。

ChatGPTの料金
ChatGPTの料金(公式サイトより)

GPT-4 のテキストサイズは 8k と 32k で、GPT-3 の 2 倍から 8 倍の長さが扱えるようになりました。
1回のテキスト量で料金が変わりますので、ChatGPTー4となると少しお高めですね。

(料金は10倍以上の差があります。)

下記のグラフは24日はまでChatGPT3.5turboのLINEbotを動かし、25日は初めてLINEbotにChatGPT4.0を内蔵し、最大文字数を読み込ませて何度かやりとりしたところ、$10を突破しました。

ChatGPT4.0だと料金が跳ね上がることがある。
ChatGPT4.0だと料金が跳ね上がることがある。

ChatGPTのOPENAIのサイトから料金のリミットが設定できるので(初期値は$120)、設定をしておくと安心です。
私は$10にしていたので、ここで動作が停止しました。

8kコンテキストウィンドウを持つChatGPT4を使う場合

1000個(1k)のプロンプトトークン=約3円

1000個(1k)のコンプリーショントークン=約6円

32kコンテキストウィンドウを持つChatGPT4を使う場合

1000個(1k)のプロンプトトークン=約6円

1000個(1k)のコンプリーショントークン=約12円


目安として、1 つのトークンは通常、一般的な英語のテキストの約 4 文字に相当します。これは、単語の約 3/4 に相当します (つまり、100 トークン ~= 75 単語)。

日本語の文章でのトークンを調べるには下記サイトを参照ください。


https://platform.openai.com/tokenizer

注意事項

What is ChatGPT? | OpenAI Help Center

リンク先は英語ですが、一度目を通しておいて下さい。

私の会話をトレーニングに使用しますか?

  • はい。あなたの会話は、システムを改善するために AI トレーナーによって確認される場合があります。

    このように会話はOpenAIにより利用されますので、機密情報はくれぐれも入力しないでくださいね。

まとめ

本記事では、ChatGPT3.5turboとChatGPT4の違いについて比較しました。

それぞれのモデルは、言語理解能力や生成能力、レスポンス速度、エネルギー効率などの面で異なる特徴を持っています。

特に表にあるとおり、スピードと料金には両者に差があるため、用途やニーズに応じて適切なモデルを選択し、最大限の効果を得ることができます。

APIで利用するとき大量のデータを流すならば、速くて安いChatGPT3.5turboの方が有利かも知れません。

これらの進化するAI技術は、今後も我々の生活やビジネスに多大な影響を与え続けることでしょう。

今はノーコード(プログラミング不要)で様々なシステムが作成できます。
ChatGPTを組み合わせて思いついたシステムをぜひ作ってみて下さいね。

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