ChatGPTにLINEでイラストを描いてもらおう!【ChatGPT+Make】

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LINEでChatGPTに指示してイラストを描いてもらう

今日はノーコードツールのMakeを利用して、LINEで文章を送って、その文章にあったイラストをLINEで返してもらうチャットボットを作成します。

その名も「LINE illustration generator」

空いた時間にブログのアイキャッチや素材を作ってもらえて便利ですよ。

Makeで作成する手順

MakeでLINEdevelopersとChatGPTを繋げる

LINEとMakeを連携させる方法は下記のブログ記事を参照ください。

あわせて読みたい
【初心者向け:準備編】ノーコードツールMake(旧:Integromat)でLINEBotを作成 【lineで動作する自分だけのChatbotを作ってみよう!】 今回はMakeの使い方を学びながら、LINE公式アカウントを利用して、自分だけのLINEチャットボットを作成したいと...

Makeアカウントの作り方は下記の記事を参照ください。

機巧庵
【Make:実践編】ノーコードツールMake(旧:Integromat)でLINEBotを作成 | 機巧庵 https://kiko-an.com/nocode-make-line/ 前回の記事 前回の記事ではLINE Developersを利用して、やまびこBotを作りました。 今回はいよいよLINEbotとMakeでの連携を実装し...

OpenAIのアカウント作成については検索してみてください。
ChatGPTブームなので、分かりやすい解説がたくさんありますね♪

👉Makeのアカウント新規作成

MakeとChatGPTとLINEの連携

LINEdevelopersとMakeのアカウントが作成してあると思いますので、Makeで連携させていきます。

https://developers.line.biz/console/

Makeのシナリオを解説

最初はLINEモジュールのWatchEventを設定します。

まずはLINEを設定
まずはLINEを設定

次はWebhook設定ですが、前回のやまびこBotをそのまま使い回します。

LINEdevelopersのやまびこBotのWebhook設定へURLを設定してね。

Webhook設定で山びこBotをそのまま使い回します。
Webhook設定では青字のURLをコピーしておく。

LINEdevelopersのやまびこBotのWebhookURLへ先ほどコピーしたMakeのURLを貼り付けます。

先ほどのURLを貼り付ける
先ほどのURLを貼り付ける

LINEモジュールのWatchEventがセットできたら、次はOpenAIモジュールをセットします。

ChatGPTも、DALL・Eもプログラム無しで簡単に扱えるのはMakeならではですね。

ChatGPTモジュールを作成します
ChatGPTモジュールを作成します

OpenAIモジュールにはいくつかのアクションがセットされています。

今回は上から4つめの「Generate an Image」を選択します。

イラスト作成アクションを選択します
イラスト作成アクションを選択します

次に内容をセットします。LINEのメッセージをそのままOpenAIのDALL-Eへ渡します。

メッセージをDALL-E2へセットします
メッセージをDALL-Eへセットします

ConnectionはAddよりOpenAIのAPIをセットしてください。
ChatGPTもDALL-Eも同じAPIが利用できます。便利ですね♪

「Prompt」はLINEのメッセージを選択してください。

Sizeは「1024×1024」「512×512」「256×256」から選べます。
(1枚当たりの価格が変わります。)

Response Formatは「URL」となります。LINEへはURLで渡します。

「N」はイラストの作成枚数ですが、1としてください。LINEへ送る場合、2以上にするとエラーとなります。
(LINE ReplyTokenで、DALL-Eより作成されたイラストを2枚送信する方法をどなたか教えてくれませんか?)

ここまできたら一度「Run Once」を押して、動作確認します。LINEからメッセージを送ってみて下さい。

画像は出ず、文章だけとなります。
画像は出ず、文章だけとなります。

1という数字がそれぞれのモジュールに付いたら動作OKです。

ここでRun Onceで動作確認
ここでRun Onceで動作確認
きちんと動作した
きちんと動作した

最後はLINEモジュールのSend a Reply Messageアクションの設定です。

「Send a Reply Messageアクション」を選択します。
「Connection」はやまびこBot、「ReplyToken」はLINEモジュールのEvent➡ReplyTokenの変数をセット。
「Messages」の「+Add Item」を開いて、「Type」は「image」、「Original Content URL」はOpenAIモジュールの「Data」-「url」の変数をセット。
「Preview Image URL」も同じくenAIモジュールの「Data」-「url」の変数をセット。

下記のようにセットしてね。

Send a Reply Messageアクションを設定
1.Send a Reply Messageアクションを設定
ReplyTokenを設定
2.ReplyTokenを設定
imageにして、DALL-EのURLを設置
3.imageにして、DALL-EのURLを設置

これで完成となります。

Run Onceで動作確認しよう
Run Onceで動作確認しよう
画像が表示された
画像が表示された

OpenAI DALL-Eの1枚当たりの価格は?

下記の通りです。

  • 1024サイズ: 0.02ドル
  • 512サイズ : 0.018ドル
  • 256サイズ : 0.016ドル

性能はDALL-Eなので他のイラストジェネレーターより少し落ちますが、その分お安い価格となっていますね。
Promptを駆使したら、もう少し良いイラストが生成されそうですが、まだ勉強中です。

一番高い1024サイズでも1枚0.02ドルと安め。
一番高い1024サイズでも1枚0.02ドルと安め。

英訳してDALL-Eへ渡すには?

先ほど作成したLINE illustration generatorは、日本語をそのままDALL-Eへ渡しています。

DALL-Eは日本語が苦手なので、日本語では伝えたままのメッセージを作成してくれません。

もう一工夫が必要ですよね。

それは「英訳」です。

ここまで作れた方ならモジュールを追加するのは余裕だと思います。
DeepLのAPIは無料枠が多くて良さげなので、間に挟み込んでみました。

完成図を置いておくので、ぜひチャレンジしてみて下さいね。

DeepLを利用してね
DeepLを利用してね

不明な点はお気軽にコメントしてくださいね。

👉Makeのアカウント新規作成

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