画像生成AI9種類の絵を拡大して見比べたら、私の目で「AIだ」と言い切れたのは9枚中1枚だけでした(汗)
指の崩れはもう見つからず、手がかりになったのは小物とサインでした。
最近、ブログのアイキャッチやSNSの絵に、AIが描いたような質感のものが多いと感じるんですよね。
SNSで見かけた絵がAIかどうか気になる方に向けて、目で見るポイントと、判定サイトの使い分けをまとめます。ひと昔前の「指が6本あればAI」が、2026年の今はどこまで通じるのかも見ていきます。
見比べた10枚
お題は「木造船の甲板で、みたらし団子の串を差し出して笑う女性」です。同じお題で、次の10種類に描いてもらいました。

- Claude(プログラムで図形を組み立てて描く)
- Gemini(ブラウザ版)
- Draw Things(Macのアプリ)
- Gemini 3 Pro
- Gemini 3.1 Flash
- GPT-5.4 Image 2
- FLUX.2 klein
- FLUX.1-dev
- Z-Image Turbo
- Image Playground(Apple純正)
Claude 以外の9枚が、いわゆる画像生成AIの絵です。
人の目で見るポイント
指と手:もう崩れていませんでした
まずは定番の「指」です。9枚の手を拡大して見ましたが、指が増えたり欠けたり溶けたりしている手は見つかりませんでした(握りこぶしで数えられない絵もあります)。

串を指でつまむ形も、団子に串が通っている様子も自然です。今回の9枚では、「指を見ればAIだと分かる」は通じなかったんです。
りょう指を数えれば分かる時代は、もう終わっちゃったんだね
小物の形:串や紐がばらけていないか
いちばん分かりやすかったのは、手に持っている小物でした。FLUX.1-dev の絵では、団子が手のひらに乗っていて、串の代わりに赤と白の糸のようなものが何本も飛び出しています。


人が描くなら、串を描き忘れることはあっても、串が糸のように分かれて飛び出す絵にはなりにくいです。今回崩れていたのはこの1枚だけでしたが、顔や手がきれいでも、脇役の小物は崩れることがあります。まずはここを見てみてください。
サインや文字:読めない字になっていないか
同じ FLUX.1-dev の絵には、右下にサインのような線が入っていました。拡大しても、何と書いてあるのか読めません。


AIは、学習した絵に入っていた「サインがある」という特徴だけをまねすることがある、と言われています。看板の文字やサインが読めない形になっていたら、AIを疑う手がかりになります。ただ、人のサインも崩し字が多いので、サインだけで決めないようにしてくださいね。
人の目だけでは限界があります
ここまでのポイントで「これはAIだ」と言えたのは、FLUX.1-dev の1枚だけでした。残りの8枚は、私の目では「AIだ」と言い切れませんでした。



きれいな絵ほど、目だけじゃ分からないんだよね
そこで出番になるのが、判定サイトです。
判定サイトで確かめる
用意するのは、気になる画像1枚だけです。
Hive Detect(絵そのものを見て判定)
- サイト:https://hivedetect.ai/
- 無料で試せます。画像をアップロードするだけで、AI生成の可能性が%で出ます
- 結果の画面には専用のURLが付き、URLを知っていれば誰でも見られます。人に見られたくない画像はかけないほうが安心です
生成AI画像チェッカー(ユーザーローカル)
- サイト:https://ai-tool.userlocal.jp/ai_image_classifier
- 無料で、ログインも要りません。画像の中に入った「AIで作った記録」を読んで、高・低で答えます
- スクショや保存し直した画像だと記録が消えて「低」になりやすいです。元のファイルがあるときに使います
同じ10枚を、この2つにかけた結果がこちらです。
Hive Detect の結果
- 画像生成AIの9枚 8枚が99.9%、Image Playground が88.7%でAI判定
- Claude の絵 9.5%(AIと見抜けず)




生成AI画像チェッカーの結果
- 「高」と出たのは3枚だけ(Gemini 3 Pro・Gemini 3.1 Flash・GPT-5.4 Image 2)
- 残りの7枚は「低」
人の目では1枚しか分からなかったのに、Hive Detect は画像生成AIの9枚を全部見抜きました。なんと、GPT-5.4 Image 2 の絵は「gptimage2」、FLUX.1-dev の絵は「FLUX」のように、4枚はどのAIで描いたかまで当てています(残りの絵は迷っていました)。
一方の生成AI画像チェッカーは、画像の中の記録を読む仕組みです。記録が入っていない画像は、基本的に「低」になります。そのかわり、「高」と出れば作成元まで分かるので、有力な手がかりになります。
使い方や結果の画面は、それぞれ次の記事でくわしく紹介しています。


Google の AI で作った画像なら、Gemini アプリに画像を渡して「これはAIで作られた画像?」と聞く方法もあります。Google の透かし(SynthID)を読んでくれます。
見分ける順番と、受け止め方
私のおすすめは、次の順番です。
- まず人の目で、小物とサイン・文字を見る
- 気になったら Hive Detect にかける
- 証拠がほしいときは、生成AI画像チェッカーで記録を確かめる
ただ、どの方法も完璧ではありません。Hive Detect は Claude がプログラムで描いた絵を見抜けませんでしたし、生成AI画像チェッカーの「低」は「人が描いた」という意味ではありません。
ちなみに、イラストレーターさんに手描きしてもらった私のアイコンは、Hive Detect で「AI生成1.2%」でした。ちゃんと人の絵だと分かってくれてひと安心です。
判定の結果だけで「この人はAIで描いている」と決めつけず、あくまで目安として使うのがよいと思います。
まとめ:目で見て、サイトで確かめる
今回の9枚では、指の数で見分けることはできませんでした。今は、人の目で小物や文字を見て、判定サイトで確かめる、という2段構えが現実的です。
綺麗に描かれたら私の目ではもう見分けがつきません。でも、これは自然な流れだと思っています。パソコンが出るまでは、手紙もお便りも手描きでした。それが今は、Wordで書くのが当たり前です。絵も、同じ流れの中にあるのかもしれません。
気になる絵に出会ったら、ぜひこの順番で試してみてください!









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